作陶銘 風 (ふう)
魂がはりついて砕けてしまう
そのかけらのひとつひとつが
蒼の海へ沈んでゆく
キラキラと海面でささやく光の中で
精一杯天をあおぎ
吹きわたる風のようにゆったりと
想いの全てをいつくしみ
陶のかけらにつめこみたい
あなたの想いがきっとかないますように
2001年春
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悲しみがボクの作品をつくる
人の心見透かすように
まるで時が止まってしまったかのような
静寂と情熱の炎
その身をもこがす想いの中に
流れていった遠い夏の日
悲しみがボクの作品をつくる
すべてが炎のままに
そして
その流れのままに
2000年夏
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